2014年3月5日水曜日

本当に低スペ機でも快適に動くのか?HTC Desire X06HTにAndroid4.4 KitKatを入れてみた!

Android4.4発表時に「RAM512MB程度の低スペック端末でも快適に動作する」と言われており、海外のエロい人たちが3年~4年程度前の古い端末にKitKatを入れようと頑張っています。
例によってHTC Desire(Bravo)にもKitKatのROMがいくつか配布されたので、試してみたいと思います。

今回はNikez氏のEvervolvを導入します。






まず作者の方にお辞儀をしながら以下のものを用意します

また、今回導入する際
  • AlphaRevsのツールでS-OFFされていること
  • hbootのパーティションはStock(250/40/147)であること
  • カスタムリカバリはCWM3.0以降(それ未満だとzipを読み込めないため)を導入していること
  • SDカードにある程度の空きがあること(Mount2SDをするため)
が前提条件です。


手順を簡単に纏めると
  1. リカバリを起動し、wipe dataを行います(バックアップが必要な場合は事前に行ってください)
  2. カスタムROM、Gapps、Mount2SDの順に焼く
  3. 再起動
と基本的なROM焼きの方法と変わらないので、割と簡単です。



では実際に焼いてみます。

まず電源キーとボリュームマイナスキーを押しhbootを起動。



ボリュームキーで"RECOVERY"を選択すると、再起動後リカバリが起動します。

リカバリが起動すると、"wipe data~"を選択し、wipeを行います。


wipeが終わるとROMなどを焼いていきます。
上に書いたように、カスタムROM、Gapps、Mount2SDのzipの順に焼いていきます。

カスタムROM



Gapps



Mount2SD

いくつか選択肢があるようです。まずCustomizeを選択します。



するといくつか設定項目が出てきます。


Move contentの項目のDalvikにチェックを入れます。それ以外はそのままにして次に進みます。

また選択肢がありますが、Partition Typeはそのままで、SDCard Readaheadは使用しているSDカードで適切な物を選択してください(分からない場合はそのままでも良い)。



次に進むとインストール内容の確認が表示されるので、良ければまた次に進みインストールします。



インストールが終わると再起動するように言われるので、再起動を行います。


起動中・・・



起動に成功すると"Welcome"と表示されます。日本語に言語を切り替えて初期設定を行ってください。



初期設定が終わってホーム画面が表示されれば終了です。お疲れ様でした。



アプリを入れて少し触ってみましたが、公式のGBのRUUやJBのカスタムROMに比べかなりサクサク動いており、とても4年前の機種とは思えない快適な動作です。
一応Wi-Fi、3Gデータ通信、電話、GPSなど一通り出来ています。

開発者向けオプションからGPUレンダリングを有効にしたりARTランタイムに変更するとよりサクサク動くようになるので、任意で行ってください。



低スペックでも快適に動くというのは本当のようです。

Desire以外にもOptimus ChatやDesire HD、Xperia arcなど様々な機種にKitKatが入れられており、とても面白いことになっています。それらの機種を持っている方は試してみては如何でしょうか。

※この記事を参考にした結果もし故障しても、責任は負いかねます。全て自己責任で行ってください。



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