例によってHTC Desire(Bravo)にもKitKatのROMがいくつか配布されたので、試してみたいと思います。
今回はNikez氏のEvervolvを導入します。
まず作者の方にお辞儀をしながら以下のものを用意します
- カスタムROM本体(ev_bravo-nightly-2014.03.02-squished.zip)
- Gapps(gapps-kk442-20131211-core.zip) ※本体容量が少ないので最低限のGAppしか入っていません
- Mount2sdを行うためのzip(mounts2sd-4.6.2_aroma.zip)
また、今回導入する際
- AlphaRevsのツールでS-OFFされていること
- hbootのパーティションはStock(250/40/147)であること
- カスタムリカバリはCWM3.0以降(それ未満だとzipを読み込めないため)を導入していること
- SDカードにある程度の空きがあること(Mount2SDをするため)
が前提条件です。
手順を簡単に纏めると
- リカバリを起動し、wipe dataを行います(バックアップが必要な場合は事前に行ってください)
- カスタムROM、Gapps、Mount2SDの順に焼く
- 再起動
と基本的なROM焼きの方法と変わらないので、割と簡単です。
では実際に焼いてみます。
まず電源キーとボリュームマイナスキーを押しhbootを起動。
ボリュームキーで"RECOVERY"を選択すると、再起動後リカバリが起動します。
リカバリが起動すると、"wipe data~"を選択し、wipeを行います。
wipeが終わるとROMなどを焼いていきます。
上に書いたように、カスタムROM、Gapps、Mount2SDのzipの順に焼いていきます。
カスタムROM
Gapps
Mount2SD
いくつか選択肢があるようです。まずCustomizeを選択します。
するといくつか設定項目が出てきます。
Move contentの項目のDalvikにチェックを入れます。それ以外はそのままにして次に進みます。
また選択肢がありますが、Partition Typeはそのままで、SDCard Readaheadは使用しているSDカードで適切な物を選択してください(分からない場合はそのままでも良い)。
次に進むとインストール内容の確認が表示されるので、良ければまた次に進みインストールします。
インストールが終わると再起動するように言われるので、再起動を行います。
起動中・・・
起動に成功すると"Welcome"と表示されます。日本語に言語を切り替えて初期設定を行ってください。
初期設定が終わってホーム画面が表示されれば終了です。お疲れ様でした。
アプリを入れて少し触ってみましたが、公式のGBのRUUやJBのカスタムROMに比べかなりサクサク動いており、とても4年前の機種とは思えない快適な動作です。
一応Wi-Fi、3Gデータ通信、電話、GPSなど一通り出来ています。
開発者向けオプションからGPUレンダリングを有効にしたりARTランタイムに変更するとよりサクサク動くようになるので、任意で行ってください。
低スペックでも快適に動くというのは本当のようです。
Desire以外にもOptimus ChatやDesire HD、Xperia arcなど様々な機種にKitKatが入れられており、とても面白いことになっています。それらの機種を持っている方は試してみては如何でしょうか。
※この記事を参考にした結果もし故障しても、責任は負いかねます。全て自己責任で行ってください。
0 件のコメント:
コメントを投稿